「準備時間が足りなかった」武田薬品創業一族が悔しさ – 日本経済新聞

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武田薬品工業によるアイルランド製薬大手シャイアーの買収に反対してきた、武田薬品のOBらでつくる「武田薬品の将来を考える会」は5日、武田薬品の臨時株主総会で買収が承認されたことを受けて、大阪市内で記者会見を開いた。武田薬品創業一族の武田和久氏は「想定より臨時総会が早く、株主提案を準備する時間がなかった」と悔しさをにじませた。



臨時株主総会後に記者会見する、武田薬品工業の創業一族の武田和久氏(左)ら(5日午後、大阪市住之江区)

和久氏は「買収を繰り返してきたアイルランドの会社を傘下に入れても、日本発のグローバル企業とは言えない」と武田薬品の戦略を批判。「今後は武田薬品との対話を進め、かじ取りを誤らないよう折に触れて提案をしていきたい」と述べ、引き続きシャイアー買収に注目していく考えを示した。

臨時総会の承認に対する取り消し訴訟については「公開質問状に対する武田薬品からの回答を精査して考える」(考える会)と述べるにとどめた。

考える会はかねてシャイアー買収について反対の立場を表明。3日に都内で開いた記者会見では「M&A(合併・買収)は必要だが、財務リスクが高い」と説明していた。

武田薬品は5月にシャイアーに対して約460億ポンド(約6兆8000億円)で買収を提案。日本企業として過去最大の買収となる。シャイアーが日本時間5日夜に開く総会で同意が決まれば具体的な買収手続きに入る。



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