五島航路新会社に荒波…再開1航路のみ、乗船率2割 – 読売新聞

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 長崎県・五島列島などと本土を結ぶ定期便を運航していた「五島産業汽船」(長崎県新上五島町)の経営破綻から1か月が過ぎた。異例の早さで元従業員らによる新会社が一部航路の運航を再開したが、先月の乗船率は2割にとどまる。国や地元自治体は事業者の監督強化を決めたが、課題は山積している。



 今月6日、新会社が運航を再開させた長崎からの高速船が、新上五島町の鯛ノ浦港に着いた。

 「何の説明もなく船を止めたのは無責任。二度とないようにしてほしい」。長崎の病院から戻った男性(70)は、強い口調で語った。

 同町では、有川港などからも九州商船(長崎市)の航路があるが、鯛ノ浦から車で10~40分かかる。運航休止の間、住民は不便を強いられていた。

 旧会社は10月2日、鯛ノ浦―長崎間など五島列島と本土間の3航路と、長崎―崎津(熊本県天草市)間の計4航路の運航を突然、中止した。航路の休廃止は1か月前までに国に届け出る必要があったが、鯛ノ浦―長崎間など3航路の届け出は前日夜だった。

 約21億円の負債を抱えて破産申請を表明したのは、運航中止2日後の同4日。2015年に九州商船が運航している有川―佐世保間の航路に参入し、3年余りで4億円の赤字を出したことが経営を揺るがした。野口順治社長は「何とか運航を続けられないかと関係先を回っていた」と釈明した。



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