トヨタが車の「サブスクリプション」と「シェアリング」サービス発表 – Beyond(ビヨンド)

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モビリティ・カンパニーへの変革

トヨタは11月1日、愛車サブスクリプションサービス「KINTO」を発表した。



サブスクリプションとは、モノを利用した期間に応じて対価を払うしくみのことで、「定額制」のサービスである。音楽配信のSpotifyなどがこれにあたる。

若者を中心に、フリマアプリなどシェアリングエコノミーが生活に浸透してきている。所有せず必要な時だけ使いたい、購入してもいらなくなったら売る、売るためにキレイに使うなど、モノへの価値観も変わりつつある。

車も同様で、好きなとき・乗りたい車を自由に選び、気軽に楽しみたいというニーズが高まっているのだ。

トヨタはこの流れをうけ、クルマをつくる会社からモビリティに関わるあらゆるサービスを提供する「モビリティ・カンパニー」へと変革をはかっている。

10月4日には、ソフトバンクとの提携を発表。新会社「MONET」を設立し、ソフトバンクの強みであるIoTや海外企業との提携など知見の強化を進めている。

「KINTO」の発表にあたり、豊田章男社長は以下のように述べている。

「クルマが誕生してから100年以上にわたって人々に愛されてきたのは、便利だからだけでなく、所有する楽しさ、運転する楽しさ、移動する楽しさなど、人々に様々な『楽しさ』を提供してきたからだと思います。

クルマが欲しくなったら簡単にクルマライフをスタートし、違うクルマに乗りたくなったら乗り換え、不要になったら返却する。必要な時にすぐに現れ、思いのままに移動できる、まさに『筋斗雲』のように使っていただきたいと考え、『KINTO』と名付けました。」(豊田氏)

サブスクリプションサービス「KINTO」

「KINTO」のサービスはパッケージ化された車のサブスクリプションモデルである。

好きな車を選ぶと、税金や保険の支払い、車両のメンテナンスなどの手続きなどはすべてセットで定額料金となる。

また、コネクティッド技術を活用した安全運転・エコ運転の度合いや販売店への定期入庫などをポイント化。利用者に還元するプログラムも展開予定だという。

サービス開始は2019年初めを予定しており、はじめに東京で試験的に実施される。

シェアリングサービスの開始も同時に発表

同社はまた、同日に「シェアリングサービス」の開始も発表した。

すでにハワイで利用しているシェアリングアプリの日本版を活用し、全国のトヨタの販売店やレンタカーリース店の店舗などでシェアリング事業への参画を促すという。

出典:トヨタプレスリリース・ハワイでのシェアリングアプリ利用イメージ。

ハワイで展開しているサービスでは、窓口での手続き不要で、登録から車両予約、利用、支払いまでの全てをアプリで行える。またドアロックの開閉もスマートフォンで行うため、使いたいときに気軽に利用できる。

日本でも基本的には同様のサービスになるとみられており、2018年12月からトライアルを中野区の20拠点程度で開始。2019年2月からは、東京直営店20店舗程度を活用し都内全域に展開する予定だ。

トヨタの豊富な車種ラインアップ、安全装備の積極搭載などカーメーカーならではの強みを活かしシェアリングカーの競争に本格的に名乗りをあげた。

ソフトバンクとの新会社「MONET」の動きも含め、2019年はモビリティ市場は活発化しそうだ。

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