ガス出ず慌てる姿を妄想し…76歳“元栓ジイさん”の大迷惑 – ニフティニュース

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難儀な「元栓ジイさん」だ。



 京都市北区で民家のガスの元栓を勝手に閉めたとして、同区の自営業の男(76)が先月31日、ガス事業法違反(供給の妨害)の疑いで、京都府警に書類送検された。このジイさん、「少なくとも200回ぐらいやった」と供述しているというから、迷惑千万この上ない。

 同区小山周辺では6月下旬ごろから、同府警北署に「元栓ひねられてガスが出んようになった」「お湯が出えへん」といった相談が寄せられ、被害が相次いだため、単なるイタズラではないと判断。付近の警戒を強め、10月2日夜、パトロール中の捜査員が民家のガスの元栓を閉めている男を発見した。事情を聴いたところ、素直に認め、観念した様子だったという。

 男は「家の人が困って家から飛び出したり、怒ったりしている姿を想像するのが面白かった。快感を覚えた。イライラしてストレスを解消するためにやった」とぬかしているというから、元栓を閉めては「しめしめ」と、ほくそ笑んでいたのだろう。

「生活面や仕事で面白くないことがあったようや。ガス関係の仕事とかそんなんやなく、個人事業主で細々と商売しとる。実行に移したのは夜暗くなってから。マンションやなしに、すべて戸建てやった。それも敷地内に入らなあかんような家ではなく、元栓にすぐ手が届くとこばかり。外壁に設置されたガスメーターについとるコックをひねっとったんや。1回きりのところも、複数回やられたところもあったわ。怨恨とか顔見知りいうんはなかったな。ひねりやすそうなガス栓見つけたら、手当たり次第ひねっとった」(捜査事情通)

 6〜9月にかけ、使用者から「ガスが使えない」と大阪ガスに連絡があり、作業員が点検に行くと、元栓が閉められていたケースが81件確認されたという。住民自ら気づき、元に戻した家もあっただろう。いずれにしても気味が悪かったはず。

 ガス事業法には「みだりにガス工作物を操作してガスの供給を妨害した者は、2年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」とあるから、れっきとした違法行為だ。

「パッと見は上品で身だしなみもしっかりしとって、物腰の柔らかい、紳士的な老人なんやけどな。奥さんもえらいショックを受けとったようや。イライラしてコックをひねってみたら、スカッとしたんやろ」(前出の捜査事情通)

 見知らぬ他人が慌てふためいている姿を想像して、それが「快感」とは、まさに「愉快犯」。

 10月2日以降、同様の被害は報告されていないそうだが、味をしめたジイさんがまた“ガス抜き”をしたり、あるいは「模倣犯」が現れないことを願うばかりだ。



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