被災して保険証紛失…そんな時に病院で伝えるべき「4つの情報」 – アエラドット 朝日新聞出版

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西原憲一(にしはら・けんいち)/ファイナンシャルプランナー、税理士として個人のマネープランを作成。被災地でも資金管理の講演を行う(写真:本人提供)

西原憲一(にしはら・けんいち)/ファイナンシャルプランナー、税理士として個人のマネープランを作成。被災地でも資金管理の講演を行う(写真:本人提供)

【健康保険証】緊急時の予備知識と備えが大切(AERA 2018年10月1日号より)

【健康保険証】緊急時の予備知識と備えが大切(AERA 2018年10月1日号より)

 災害などで負傷した際、お世話になるであろう病院。しかしそんな緊急時に、必ず健康保険証があるとは限らない。もし紛失した場合はどうすべきなのか、災害時の金融機関の対応にも詳しいファイナンシャルプランナーの西原憲一さんに聞いた。



【緊急時の予備知識と備え】健康保険証について知っておこう!

*  *  *
「普段健康で、健康保険証を財布に入れておく習慣がない人も多いようです。自宅のタンスの引き出しに『おくすり手帳』と一緒にしまったままで、家屋の浸水や倒壊の被害に遭って紛失したり破損したりしてしまうケースはよく聞きます」(西原さん)

 しかし緊急の災害にケガや病気は付き物である。行政の対応はここでも迅速だ。たとえば北海道地震の際、厚生労働省は、地震発生当日に健康保険証がなくても患者負担1~3割で診療が受けられるよう、関係機関に通達した。

 その際、病院に伝えるべき最低限の情報がある。それは、自分の名前、生年月日、連絡先、自分や家族が加入している医療保険の種類である。

 会社員や公務員などの被雇用者保険の場合は事業所名、すなわち自分の勤務先名を告げれば、保険の種類は判明する。国民健康保険の場合は住所や国民健康保険組合の組合名を。75歳以上の高齢者が加入する後期高齢者医療制度の場合は住所だけを告げれば受診可能だ。

「ただ専業主婦や学生の場合、扶養者の健康保険を利用していることもあり、自分が所属している健康保険の種類を知らない人も多いでしょう。できれば自分が所属している健保の種類、保険者になっている健康保険組合の名称をメモしておきたいものです。それさえわかれば、災害時でも通常と変わりなく、3割負担の保険診療を受けることができます」(同)

 健康保険証には、健保組合の保険者番号や本人(被保険者)に振られた記号、番号が記載されている。それらをどこかに紙や画像の形で控えておけば、病院での受け付けも劇的にスムーズになるはずだ。

「健康保険証がなく、保険証に関する情報もまったく覚えていないからといって、災害時に診察を拒否されるということはまずありません。災害時は病院もとても親切ですよ」(同)

 避難中に体調不良を感じたら、健康保険証がなくてもまず病院に行くのが最優先事項になる。3割負担のお金すら持っていなくても、緊急の場合は対応してくれるはずだ。

 ケガや病気の手当てが終わって事態が落ち着いてから再発行の手続きを行えばいい。もし可能なら、1回目の診療を終えた後、遺失届は出しておく。

「健康保険証も、悪用されることがあります。会社員や公務員は勤務先の担当者に届け出る。勤め先を通じて全国健康保険協会から健康保険証を再発行してもらうことになります。国民健康保険の場合は、各自治体の役所に紛失を届け出ましょう」(同)

AERA 2018年10月1日号より抜粋

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