【法律相談】憧れの自宅サロン開業!しかし、手癖が悪い受講生がおり、どうすればいいの? – ニコニコニュース

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弁護士・柳原桑子先生が堅実女子のお悩みに答える本連載。今回の相談者は、本田花菜さん(仮名・35歳・派遣社員・サロン経営)です。



「はじめまして、私はスピリチュアル系のスケジュール管理術を勉強し、自宅でサロンを開いています。サロンは夫の実家が建ててくれた二世帯住宅なのですが、1階に住んでいた夫の両親が地方に移住してしまったので、空き家になってしまい、義両親に家賃を払う形で借りています。

この家はとても“気”がよく、この家に引っ越してきてから私の能力が開眼し、石や植物の声が聞こえるようになり、神様からのメッセージを受け取れるようになったのです。そんな経験を重ねるうちに、私は独自のスピリチュアル系の手帳術を編み出しました。準備期間1年で、今は自宅でサロンを開業することになりました。

ところが、受講生の中に困った人がいるのです。彼女が来ると明らかに、小さいアクセサリー、文房具などが消えているんです。教室で販売しているノートやペンもなくなっていることもあります。つかまえてカバンの中を見る勇気はないのですが、彼女なんですよね。とはいえ、一応セミナー生でお金をいただいているので、出入り禁止にするなど強いことも言えず……。

今度、口頭で注意しつつ、しらを切るようならバッグを見せてもらおうと思うのですが、その場合、もし盗んだものがなければ、私は名誉棄損などで訴えられてしまうのでしょうか。

柳原先生は、相続や夫婦など、近い人間関係のトラブルに詳しいですよね。そういう狭い人間関係内のトラブルの解決策について教えてください。

そして、友人間、親族間での窃盗や横領により、罪になったケースはあるのでしょうか」

柳原桑子先生からのアンサーは……!?

友人や受講生であったとしても、親族以外の他人間における窃盗はれっきとした違法行為であり、犯罪です。

そして、あなたが心配している“名誉毀損”は公然に社会的名誉を毀損することなので、当事者間での直接の話を行なったとしても、それが直ちに名誉毀損にはなりません。

ただ、現場や事実を見たわけではなく、証拠もなく、疑いにとどまる場合、もしこの方に窃盗の事実がないとしたら、強引にバックの中などを見る等は人間関係に問題が生じますし、あなたがバッグの中を見たということを、その女性が他に言いふらすなどしたら、あなたに不都合が生じる可能性があります。

お話しされている状況からして、その女性が窃盗したとは断定はできていないようにも感じました。したがって、その状況であるならば、今後はよりその方の行動を注意して見て、現場を目撃したら、きちんと問いただし、その上で出入り禁止にするなどを考えてみてはいかがでしょうか。あなたはそのサロンの運営者でもあるのですから、他の方への被害の防止やサロンの秩序維持のために、必要なことはするべきでしょう。

普段教えている手帳術以外で開催した、パワーストーンブレスレット作りや、料理教室のときは石のパーツや食器などがなくなったという。

賢人のまとめ

親族間以外の窃盗は犯罪です。注意をして観察を。

プロフィール

法律の賢人 柳原桑子

第二東京弁護士会所属 柳原法律事務所代表。弁護士。

東京都生まれ、明治大学法学部卒業。「思い切って相談してよかった」とトラブルに悩む人の多くから信頼を得ている。離婚問題、相続問題などを手がける。『スッキリ解決 後悔しない 離婚手続がよくわかる本』(池田書店)など著書多数。

柳原法律事務所http://www.yanagihara-law.com/

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