年4兆円奪われる米高齢者 資産の搾取・詐欺、500万人が被害 (1/2ページ) – SankeiBiz

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 82歳のマージョリー・ジョーンズさんは宝くじが当たったと電話で伝えてきた男を信じてしまった。税金と手数料を払えば賞金を受け取れると言われて送金したところ、その男や別の人物がさまざまな条件を付け、さらに支払いを求めてきた。



 目の不自由なジョーンズさんは米ルイジアナ州モスブラフにある2階建ての家に1人で住んでいた。貯金を使い果たし、持ち家を担保に資金を借りるリバースモーゲージや生命保険の契約を通じて現金を用意し支払いに充てていた。だが、家族には全く伝えなかった。

 ジョーンズさんが家族に借金を頼み始めるまで、すぐ隣に住む親族でさえ知らなかった。ジョーンズさんは一生をかけてためた数十万ドルを全て失ったと孫の一人、アンジェラ・スタンシクさんは言う。テキサス州に住むスタンシクさんに6000ドル貸してくれるよう電話してきた約1週間後の2010年5月4日、ジョーンズさんは自殺した。家族がジョーンズさんの家で見つけたのは見知らぬ電話番号への通話記録と大量の送金レシートだった。銀行口座には69ドルしか残っていなかった。

 米国では毎年約500万人の高齢者が、金融資産の搾取・詐欺に遭っている。強欲で悪質、あるいは薬物中毒の親族や友人の標的になる場合もある。

 ベビーブーマー世代の退職が進み、被害者総数は増え続けている。高齢者から年間最大365億ドル(約4兆円)が奪われていると試算する金融サービス会社もある。

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