米アマゾンの第2本社の選考に落ちた都市の敗因は? 米各地のローカル誌や市長が分析 – THE BRIDGE,Inc. / 株式会社THE BRIDGE (プレスリリース) (ブログ)

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米アマゾンの第2本社の選考に落ちた都市の敗因は? 米各地のローカル誌や市長が分析

アマゾン本社があるシアトル

米アマゾンの第2本社がどの都市に置かれるか、注目を集めている。アマゾンは昨年秋に第2本社の開設計画を発表。これまで238の都市が候補に名乗りでて、アマゾンに対して様々な提案がなされた。今月18日、同社は最終候補地20都市を発表。オースティン、ボストン、シカゴ、デンバーまたカナダのトロントなどが候補地に残っている。

最終候補に残った20都市はとりあえず安堵したことだろう。一方、候補に残らなかったその他の多くの都市は落胆するとともに、多くの地元紙や市長がその敗因について分析している。以下に一部紹介したい。

メリーランド州ボルチモア:犯罪率の高さ、教育環境の問題が原因か?

現地の新聞は、犯罪率の高さや最近話題になった同市のネガティブなニュースに言及。ボルチモアの殺人事件の多さや、予算不足のために学校の暖房がつかずに生徒が教室で凍えていた、メリーランド大学病院で患者が入院用の服を着た状態で通りに放り出されたといった、最近話題になった「炎上ニュース」が原因だったのではないかと分析している。

ミシガン州デトロイト:テック人材不足

現地のデトロイトフリープレスは、地元の公共交通機関網が充実していない点にも言及しつつ、致命的であったのはテック人材が不足していることだろうと挙げている。

ミネソタ州ミネアポリス:優遇措置で候補都市に追いつかず

ミネアポリスも最終候補に残らなかった都市のひとつだが、その理由は財政面での優遇措置を十分に提示できなかったからであるといわれる。「ミネソタが提示した優遇措置は300万から500万ドル程度のもので、今回ファイナルに残った20都市のうち少なくとも9都市が提案した10億ドル相当の優遇に比べればはるかに少ないものだ」と地元紙は書いている

オクラホマ州オクラホマシティ:公共サービスへの投資が足りないのでは?

市長は、教育など軸となる公共サービスへの投資が州として少なかったことが敗因の一つと分析。同じくオクラホマ州のタルサも最終候補に選ばれなかったことに言及し、タルサ市長とともに州レベルでの今後の改善に向けて尽力したいとツイートした。

ミズーリ州セントルイス:テック人材不足が敗因か

セントルイス市もアマゾンに熱いラブコールを送っていた街のひとつだ。市内とアマゾンのキャンパスまでロープウェイでつなぐ、同市の国際空港にはアマゾンウェルカムセンターを作るといった提案を熱くピッチした。熱意は残念ながらアマゾンに届かなかった。「テック人材が乏しいため」というアナリストの分析もある

改めて振り返ると、アマゾンが第2本社に求めている点は主に以下の4つだ

  • 100万人以上の都市圏であること
  • ビジネスフレンドリーな安定した環境があること
  • テック人材を惹きつけ、かつ保持できるポテンシャルをもつ都市または郊外であること
  • 立地や不動産の選択肢を検討する際に、大きくかつ創造的に考えることができるコミュニティであること

こうしたアマゾンの求める条件をどこよりも満たすために、各都市が税制優遇措置などの提案に必死になっている。第2本社の設立に50億の支出、そして5万名の雇用が見込まれていることがその理由だ。地元の雇用創出、経済活性化の方法を模索している都市にとっては、これほど大きな起爆剤はないだろう。

最終候補地に残っている20の都市は以下の通り:

アトランタ、オースティン、ボストン、シカゴ、コロンバス、ダラス、デンバー、インディアナポリス、ロサンジェルス、マイアミ、モンゴメリー郡、ナッシュビル、ニューアーク、ニューヨーク、バージニア州北部、フィラデルフィア、ピッツバーグ、ローリー、トロント、ワシントン

参照:Why some cities didn’t make Amazon’s HQ2 finals(recode)

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