小牧にハイウェイオアシス 中央道沿い、20年春開業目指す:一面:中日 … – 中日新聞

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中央自動車道(左)沿いの「ハイウェイオアシス」建設予定地(点線部分)。奥は名古屋方面=愛知県小牧市で、本社ヘリ「まなづる」から

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 愛知県小牧市大草の中央自動車道沿いに、レジャー施設や公園などを備えたサービスエリア「ハイウェイオアシス」を建設する計画があることが分かった。小牧商工会議所や地元企業が中心となって五月に新会社を設立し、二〇二〇年春の開業を目指している。

 新会社は「オアシス小牧(仮称)」で、完成後の施設運営も担う。資本金は五千万円。小牧商議所と、地元の設計会社などでつくる小牧ハイウェイ企画(小牧市)が千五百万円ずつ出資する。残る二千万円は地元企業から出資を募っている。

 建設予定地は、小牧東インターチェンジ(IC)と小牧ジャンクションの間で中央自動車道の北側に広がる一八・九ヘクタール。大部分は民有地で、市有地もある。西側には市の公園「市民四季の森」が隣接する。

 構想では、イベント広場や地元農産物の直売施設、観覧車、温浴施設などを備え、千台規模の駐車場を確保する。事業費は四十四億二千万円。年間の利用者は五百二十万人を見込む。

 自動料金収受システム(ETC)に対応したスマートICの併設も目指している。スマートICは、地元自治体が地域活性化の必要性を国に要望し、認められれば国からの整備費支援が見込める。

 このため小牧商議所は市に協力を求め、市も前向きな姿勢を見せる。関係者は「実現すれば、開発が遅れている市東部の活性化にもつながる。災害拠点としての役割も果たすため、市にも有益なはずだ」と話す。

集客力が高い「刈谷ハイウェイオアシス」=22日、愛知県刈谷市で(芹沢純生撮影)

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◆刈谷など高い集客力

 車の利用者が多い東海三県では、集客力のあるハイウェイオアシスが地元の経済に貢献している。特に愛知県刈谷市の伊勢湾岸道にある「刈谷ハイウェイオアシス」は東海地方有数の集客施設となっており、小牧の計画でも地域活性化が期待されている。

 総合シンクタンク「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」(東京)が調査した二〇一五年度の東海三県の施設集客数によると、トップのナガシマリゾート(三重県桑名市、千五百十五万人)に次ぎ、刈谷ハイウェイオアシスは九百九十九万人で二位。四位にもハイウェイオアシスがある国営木曽三川公園河川環境楽園(岐阜県各務原市、四百六十一万人)が入り、オアシスの集客効果を裏付けている。

 刈谷ハイウェイオアシスは九百人の雇用を創出し、地元の農産物販売で生産者への寄与も大きい。刈谷市の担当者は「市の知名度も高めてくれた」と効果を語る。河川環境楽園も高速と一般道からの入場者で商業圏が広がり、周辺の公園と比べても利用者が多い。

 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの内田克哉主任研究員は「ハイウェイオアシスは幅広い年齢層をターゲットにできるため、今後も大勢の人が集う施設として注目が集まるはず」と指摘する。

 (小牧通信局・藤原啓嗣)

 <ハイウェイオアシス> 公園や観覧車などのレジャー施設を併設するサービスエリアやパーキングエリア。高速道路、一般道どちらからも行き来できる。地元の自治体や第三セクターなどが運営する。中日本高速道路(名古屋市)が管理する東海北陸エリアには、東名阪自動車道の亀山ハイウェイオアシス(三重県亀山市)や東海環状自動車道の美濃加茂ハイウェイオアシス(岐阜県美濃加茂市)など八つの施設がある。

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