県支援のクラウドファンディングに新事業 「五條の青ネギ」と「月ケ瀬の抹茶」 出資者には分配金 奈良 – 産経ニュース

Home » 資金調達 » クラウドファンディング » 県支援のクラウドファンディングに新事業 「五條の青ネギ」と「月ケ瀬の抹茶」 出資者には分配金 奈良 – 産経ニュース
クラウドファンディング, 資金調達 コメントはまだありません



 インターネットで出資を募る「クラウドファンディング」を活用した県の支援事業に、青ネギを生産・加工・販売する「五條市青ネギ生産組合」と、奈良市月ケ瀬の茶農園「ティーファーム井ノ倉」の新事業が選ばれた。県が誇る「五條の青ネギ」と「月ケ瀬の抹茶」を国内外に売り込むチャンスで、出資者には売り上げから分配金が支払われるといい、県は参加を呼びかけている。



 県は平成27年度から、新事業にチャレンジする県内中小企業を費用や広報面で応援する「ならクラウドファンディング活用支援事業」をスタート。27年度は「ニシキ醤油」(斑鳩町)と「今西靴下」(大和高田市)が選ばれ、両社とも目標金額を達成した。

 第2弾となる今回は「五條の青ネギ」と「月ケ瀬の抹茶」を応援する。

 五條市青ネギ生産組合では、加工の過程で出たネギの不要な部分と、海のミネラルを含んだ海草などの漁業廃材を混ぜて発酵させた、新たな有機肥料による農法を提案。目標金額は610万円で、肥料を作るための「有機物発酵装置」の購入に充てるという。

 五條の青ネギはしゃきっとした食感が特徴で、関西だけでなく、東北地方や関東でも人気の食材。新肥料を使えば無農薬での栽培が実現するといい、同組合の森本茂仁組合長は、「安心安全のネギが提供できるようになる」と話す。

 ティーファーム井ノ倉は世界的に高まる抹茶の需要に応えようと、1050万円を目標金額とし、抹茶の原料となる「碾(てん)茶」を作る工場を建設する。碾茶とは、石臼で抹茶にひく前の乾燥させた状態の原葉のこと。抹茶を使ったスイーツが人気の欧米で、近年高値で取引されているという。同社はすでにイタリアやフランスの高級ホテルとも取引があり、井ノ倉光博社長は「奈良のお茶が京都の宇治茶の代用品のように思われているのが悲しい。月ケ瀬抹茶を世界的なブランドとして確立したい」と話した。

                  ◇

 クラウドファンディングは両社とも募集が始まっており、五條市青ネギ生産組合は5月31日まで、ティーファーム井ノ倉は9月29日まで。詳細や申し込みはミュージックセキュリティーズのホームページ(https://www.securite.jp/nara/)。問い合わせは県産業政策課(電)0742・27・7005。



コメントを残す