レゴランド開業 何度も行きたい施設に – 東京新聞

Home » 起業・独立 » レゴランド開業 何度も行きたい施設に – 東京新聞
起業・独立 コメントはまだありません



写真

 名古屋で子ども向け大型テーマパーク「レゴランド・ジャパン」が明日開業する。日本で初めての施設だけに、飽きやすい子どものリピーターを増やすため知恵を働かすべきだ。

 レゴランドは、デンマークの玩具世界大手「レゴ」の世界観を表現したテーマパークで、名古屋は世界八カ所目、アジアではマレーシアに次ぐ二カ所目となる。

 小さなブロック片を組み立てて遊ぶレゴは、欧州の子どもたちに根強い人気があり、最近の中国ではレゴを使った英才教育がはやるなど、人々の関心は高い。

 名古屋のレゴランドも、単なる遊園地というよりは、一千万個ものブロック片を使って東京や京都などの街並みや名古屋城=写真=を再現したり、思い思いに好きな物を組み立てられたりと、見て体験して楽しむ趣向だ。

 その隣で開業した複合商業施設「メイカーズ・ピア」でも、出店した地元企業などが体験イベントを用意している。

 これらの新施設ができる名古屋港金城ふ頭は、自動車輸出などの貿易基地という印象が強く、国際展示場「ポートメッセなごや」で大きなイベントがなければ閑散としていた。レゴランドだけで年間二百万人の来場を目指しており、にぎわい創出に期待がかかる。

 四キロほど北東では、大型商業施設「ららぽーと」が来年秋に開業し、子ども向け職業体験施設「キッザニア」の進出も見込まれる。観光地としての名古屋港かいわいの魅力は高まるだろう。

 集客の成否は長い目でみるべきだ。東京ディズニーランド(TDL)は、アトラクションの刷新やスタッフの接客に定評があり、全国各地にリピーターを増やしてきた。今年で開業から三十四年になるが、勢いは衰えない。

 レゴランドの一日券は、大人六千九百円、子ども(三〜十二歳)五千三百円。TDLとさほど変わらず、安くはない。息長く何度も行きたくなるよう、どう施設の魅力を発信できるか。訪日客誘致をはじめ地域間の競争は激しい。周辺の集客施設と連携した周遊企画や交通の便の向上策など、広く官民が知恵を絞ってほしい。

この記事を印刷する





コメントを残す