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京都で「マクアケ」中山亮太郎社長講演 起業目指す若手に「愛のムチ」も

サイバーエージェントクラウド中山亮太郎さんとグローカル人材センターの中谷真憲さん

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 上京区のコワーキングスペース「Impact Hub Kyoto」で3月25日、起業家向けのイベント「イノベーショナルミートアップ京都」が行われた。



カンボジアでカシューナッツの事業を目指す松居さん。現地で強盗被害に遭い、帰国してきたばかりだという

 イベントでは、クラウドファンディング(CF)サイト「MAKUAKE(マクアケ)」を運営するサイバーエージェントクラウドの中山亮太郎さんや、グローカル人材センターの中谷真憲さんが講演した。

 マクアケを立ち上げるまではベンチャーキャピタル(VC)に勤めていた中山さん。「ソーシャルゲームが出てきていた時期だったが、正直、ゲームの目利きはできていなかった。これまでなかった商品やコンテンツに対して目利きできる仕組みがないことと、面白いものに対してお金を出す人がいることに気がついた」と、マクアケの立ち上げに至る気付きを話した。

 映画「この世界の片隅に」の成功や、難しい分野だと言われる地域の活性化も「年貢を納めて村民になろう」というアイデアを使い、行列のできる古民家に生まれ変わった事例を紹介した。

 シンポジウムには京都信用金庫(中京区)の真下隆三さんや、「京都デザインウィーク」を主催するCOSKYOTO(上京区)の北林功さんも加わってトークを展開。京都信用金庫は、日本政策金融公庫と合わせて無担保で最大4,000万円の起業家向けの融資制度や、起業家大賞の取り組みを紹介。北林さんは「誰がどんな思いで作っているのか伝えることはマーケティング的にも正しくて、原点に立ち戻ることは大事だと思う」と、ネットを通じて作り手と消費者がコミュニケーションできるCFが流行する理由を指摘した。

 中山さんも「人はうれしいものに対してお金を使う。これだけ物にあふれた中でお金を出して買うのは、ほかの人にも伝えたくなるような商品やサービスだと思う。共感経済は自然なこと」と応じた。

 質疑では、カンボジアでカシューナッツのフェアトレードの事業化を目指している松居佑典さんが「農村には生のナッツを加工する施設が無く、安く買いたたかれてしまう。ソーシャルビジネスの手法で貧困の問題と日本人の食生活を良くしたい」と熱弁を振るった。

 中山さんは「日本でカシューナッツが売れるのかは、冷静に見ないといけない」と慎重な姿勢を見せた。真下さんも「事業化のめどは立っているのか、ストーリーは後からでもいい」と指摘しながらも、「京都にはコーヒーやカカオの先行事例があるから彼らにも会うべき。お金を借りて、あとは覚悟だけ」と発破をかけていた。



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