「農林女子」応援します! 京都府内、企業や自治体など支援拡大 : 京都 … – 京都新聞

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ベスト型のパワースーツを着用し、荷物を持ち上げる農林女子ネットワークのメンバー。腰部に仕込んだばねが負担を軽減する(京都市上京区・京都府庁)
ベスト型のパワースーツを着用し、荷物を持ち上げる農林女子ネットワークのメンバー。腰部に仕込んだばねが負担を軽減する(京都市上京区・京都府庁)

 農林業に携わる女性に対する支援が、京都の企業や自治体で広がっている。京都府や企業が専用製品の開発を進めているほか、女性活用に熱心な農園に公的金融機関が融資する事例もある。高齢化が進む第1次産業で女性が働きやすい環境を整え、担い手の拡大につなげる効果が期待されている。



 京都府は昨年5月、府内で農林業に従事する20~40代の女性約30人で「京の農林女子ネットワーク」を結成。日焼けや手荒れといった作業時の悩みを解決する製品の開発を、府内や兵庫県の企業と進めてきた。

 今月下旬に府庁(京都市上京区)で試作品発表会があり、日光に強いシルクで織ったアームカバーや、バネの力で腰にかかる負担を軽減するベスト型パワースーツなど3商品が披露された。アームカバーを試した山田恵理さん(42)=北区=は「目が細かいので肌触りがよく、虫も入りにくい。大きいのも日焼け対策にいい」と高評価。さらに改良して販売を目指す予定だ。

 府によると、府内の女性農業者は1万4千人と就業人口の約半数を占める半面、45歳未満の新規就農者のうち女性の割合は16・5%と低い。農林水産部は「ネットワークを通じて支援を充実し、担い手を育成していきたい」とする。

 大手下着メーカーのワコールは昨年、農林水産省の「農業女子プロジェクト」と共同で農業従事者の女性の意見を取り入れた下着を開発した。吸汗性に優れた素材や動きやすい構造にこだわった製品で、介護現場などでも活用できるという。広報担当者は「女性の働くシーンが広がる中、ニーズに合わせた製品作りで活躍を支えたい」とする。

 日本政策金融公庫は、野菜苗や九条ネギを手がける山末農園(久御山町)の要請で、女性従業員専用の休憩所設置に540万円を融資した。同園は女性らしいアイデアを生かした商品作りに取り組むなど、積極的な女性活用を進めている。同園で働く長谷川結女さん(21)は「きれいな環境でご飯を食べられる」と喜ぶ。

 同公庫は「女性農業者の活躍を推進する取り組みを今後も積極的に後押ししたい」としている。

【 2017年03月30日 17時00分 】



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