今の自分を受け入れ、分身だったIT会社を売却 – ITpro

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 病気になる前の体力が10だったとしたときに、悪性リンパ腫で入院した後は1とか2ぐらいになったんですよね。当時、体力を付けようとして、自宅の近くをウオーキングして、たまに会社に行きながら、4から5ぐらいには戻ったかなというときに、これ以上やっていって、6か7ぐらいまでは体力を上げられるかもしれないけど、昔と同じ10に戻ることはないだろう、と気付いたんです。



 僕は10に戻そうと頑張って、会社への戻り方を模索していたんですけど、10に戻して現場に復帰するのは無理だということです。4とか5の状態で中途半端に会社に行って仕事をしようとしても、うまくはいかないだろうというのも分かっていました。

 もう会社に戻って、今までみたいに働いて、会社や、会社を通じて社会に貢献するというのは無理なんですね。すごく不本意というか、会社に仕事で貢献できないということを認めるのがかなり難しかった時期があったんですけど、病気と一緒で受け入れざるを得ない現実だと感じたときに、もう会社を離れようと思いました。

 昔のように経営責任を果たせない、権限だけ持って大して働けない状態で残るのは、会社にとっても、自分にとってもよくない。代表取締役からも取締役からも降りて会社を離れようと決めたんです。

 僕はオーシャンブリッジの株式の大部分を持っていました。このままだと、現場のことが分からなくなっているのに、自分は株主という立場では権限があるわけです。役員を降りるんだったら株も手放して、自分の代わりに今後のオーシャンブリッジの発展に貢献してくれる会社を見つけて、買ってもらうのがいいかもしれないとも考え始めました。



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