スペイン総選挙:与党・国民党が議席伸ばす-有権者は安定を志向 – ブルームバーグ

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26日投開票のスペイン総選挙でラホイ首相率いる与党・国民党が前回選挙を上回る議席を獲得、首相の立場は強固になった。有権者は急進派の新興政治勢力ではなく、より実績のある国民党を選んだ。



  24日の英国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まった後、英国の政治・経済が不透明感に覆われる中、スペインの景気回復を危うくすべきではないとのラホイ首相の呼び掛けに有権者は賛同した。

  2008年総選挙でラホイ首相のアドバイザーを務めた政治コンサルタントのイバン・レドンド氏は電子メールで、「今回の総選挙では英国のEU離脱が波乱要因となった」と指摘。「23日以降、有権者の間でエスタブリッシュメント(既存の支配層)支持が強まった」と説明した。

  定数350議席の下院でラホイ首相率いる国民党は137議席を獲得。昨年12月の総選挙時の123議席から議席を伸ばした。最大野党の社会労働党は昨年12月の90議席から85議席に減少。反エスタブリッシュメントを掲げる新興政党のポデモスは71議席と横ばいだった。調査会社シグマ・ドスによる出口調査ではポデモスが93議席と、社会労働党を上回るとされていた。

  オックスフォード・エコノミクスのエコノミスト、エンジェル・タラベラ氏は「この結果に基づけば、簡単に連立政権が樹立されるとは思わない。連立への障害が引き続き存在する」と分析した。スペインでは昨年12月の総選挙で新政権が発足できず、政治的手詰まり状態となっていたため、出直し総選挙が行われた。

  ラホイ首相は27日に連立交渉を開始すると表明。昨年12月から8議席減らし32議席となった中道右派のシウダダノスが最有力の連立相手。ただ国民党とシウダダノスの合計議席は過半数に7議席足りない。シウダダノスのリベラ党首は連立協議に応じる用意があると述べ、連立と引き換えに選挙制度改革を要求する考えを示唆した。

原題:Rajoy Wins as Spain Cleaves to Establishment Amid Brexit Mayhem(抜粋)

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